桃子ーッ!俺だーッ!結婚してくれー! FOREVER!
俺と桃子のバージンロードを邪魔するモノは誰一人としていなかった。
そう、式場に響く俺の声。
「桃子ーッ!俺だーッ!結婚してくれー!」×3
迎えに来てくれることを知っていたかのように、桃子は俺に向けて小さな微笑みを見せた。
それだけで十分だった。
僕たちの結婚には、マリッジリングや、婚姻届、住居にお金などは必要ない。
必要なのはお互いを愛する気持ちだけ。
あとは、そうだな、愛の結晶、、、うん、子供は欲しいかなって思ってる。お互いにね。
これは暑い暑い夏の日の小さな出来事。
ちょっぴり心が温かくなる幸せのカタチ。